子宮卵管造影検査について

夢源鍼灸院の酒井です(^^)

子宮卵管造影検査について質問を受けました。

子宮卵管造影検査は、自然妊娠をする上で精子と卵子が出会うための唯一の通路、「卵管」の通過性を調べる非常に重要な検査になります。

子宮の形態を確認するという目的や体外受精の場合でも、着床率が著しく低下する「卵管留水腫(卵管に水が貯留した状態)」がないかを調べる目的もあります。

体外受精を受けるのに、子宮卵管造影検査は必要ないと考えている医師もいますが、反復して不成功だった方の場合には、一度検査を検討してみてもいいかと思います。

子宮卵管造影検査を受ける方に必ずといって「痛いんですよね?」って聞かれます。

SNSなどで「すごく痛い」、「もう受けたくない」など色々な情報をみているので、検査を受ける前から痛いと思い込んでいることが多いです。

痛いと思っていれば痛みを増幅させてしまうのであまり考えない方がいいです。痛みがない方もいます。

検査の流れとして、

月経が終了してから排卵前までに実施(避妊が必要です)する検査。

①子宮内にチューブを固定し、粘性度の高い造影剤を注入。
②X線透視で造影剤が子宮~卵管~腹腔(お腹の中)まで拡がる様子を観察。
③造影剤が卵管内に貯留していないかを確認。

※痛みが出現するのは…
・子宮内にチューブを固定する時
・造影剤を注入する時

造影剤アレルギーについて:
ヨード造影剤を使用するので、次のような副作用が生じる可能性があります。
・軽い副作用:かゆみ、発疹、発赤、悪心、嘔吐

・重篤な副作用:息苦しさ、嗄声、血圧低下(ショック)、意識消失、腎不全

・遅発性副作用:頭痛、嘔気、かゆみ、発疹、咳、冷や汗、動悸
検査後数時間から数日後に副作用が発生することがあります。

検査後の注意点
・検査当日は、造影剤が混じったおりものがみられることがあります。浴槽に入るのは避け、シャワー浴にしましょう。

・検査当日は、性行為は避け、痛みや出血がなければ翌日以降から行いましょう。

子宮卵管造影検査を行った後は、6ヶ月(特に3ヶ月)の間は、妊娠率が上がると言われています。

痛い検査という認識ではなく、子宮の状態を知る・妊娠率があがるという前向きな考えで検査を受けるといいと思います。

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