自律神経が乱れると着床しにくい理由

夢源鍼灸院の酒井です(^^)

今日は、自律神経が乱れると着床しにくい理由についてお伝えします。

検査では問題ないのに妊娠しない人に共通する心と体の状態 があリますが、多くの方が「原因がわからない不妊」に悩んでいます。

• ホルモン値は正常
• 内膜も基準以上
• 胚盤胞のグレードも悪くない
それでも移植がうまくいかないと、「もう何を信じればいいのかわからない…」そう感じてしまいますよね。

実はそのような方に非常に多く共通しているのが“自律神経の乱れ”です。

自律神経とは何をしているのか?
自律神経は、私たちが意識しなくても
• 血流
• 体温
• 内臓の働き
• ホルモン分泌
を24時間コントロールしています。

妊娠・着床はホルモンだけでなく、血流と神経の連携プレーで成り立っています。

自律神経が乱れると起こる3つの問題
① 子宮・卵巣の血流が低下する
自律神経が乱れると、体は「緊張・防御モード」になります。
その結果、
• 末梢血管が収縮
• 子宮・骨盤内への血流が後回し
になります。
血流が悪い子宮では、着床しづらい
これは内膜の「厚さ」では測れない部分です。

② 着床に必要なホルモンの“受け取り力”が下がる
ホルモン値が正常でも、
• ホルモンを受け取る側(子宮内膜)
• 反応する力(受容体)
がうまく働かなければ、着床は成立しません。
自律神経の乱れは
✔ ホルモン分泌のリズム
✔ 受容体の働き
の両方に影響します。

③ 着床期に「リラックスできない体」になる
着床しやすい状態とは、
副交感神経(リラックス)が優位な状態です。
しかし、
• 常に緊張している
• 不安が抜けない
• 頭が休まらない
こうした状態では、体は
「妊娠よりも今を乗り切る」モードになってしまいます。

自律神経が乱れている人のサイン
こんな症状はありませんか?
• 寝つきが悪い/夜中に目が覚める
• 手足は冷たいのに、顔はほてる
• 生理前にイライラ・不安が強い
• 常に考え事をしている
• 甘いものや刺激物がほしくなる

これらはすべて自律神経がフル稼働しすぎているサインです。

なぜ妊活中の女性は自律神経が乱れやすいのか?
特に体外受精・移植期は
• 結果へのプレッシャー
• ホルモン補充
• 生活リズムの乱れ
• 血糖値の乱高下
• 冷房による内臓冷え
• 睡眠の質の低下

も重なりやすく、無自覚な自律神経の乱れが起こりやすい傾向があります。

鍼灸で自律神経を整えると何が変わる?
妊活鍼灸では
• 副交感神経を優位にする
• 子宮・卵巣周囲の血流改善
• 睡眠の質を上げる
ことを目的に施術します。
✔ 「呼吸が深くなった」
✔ 「夜ぐっすり眠れるようになった」
✔ 「移植前の不安が軽くなった」
こうした変化は、
着床しやすい体の準備が整ってきたサインです。

移植前に大切なのは「安心して受け入れられる体」
妊娠は、
「頑張る体」より
「受け入れられる体」で起こります。
• 血流
• 神経
• ホルモン
この3つが噛み合ったとき、
着床しやすい環境が整います。

まとめ
• 自律神経の乱れは着床を妨げる
• 検査で異常がなくても起こる
• 整えるなら移植の数週間前からが理想
「何度も移植しているのに結果が出ない」
そんな方ほど、
一度“自律神経”という視点で体を見直す価値があります。

夢源鍼灸院では個々の体質を詳しくお伺いし、生理周期に合わせて妊活のサポートをしています。

病院との並行しながらも問題ありませんので、ぜひ一度お問い合わせくださいね。

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