不妊症の原因について(男性)
前回は、女性における不妊症の原因についてお話しました。
今回は、男性側における不妊症の原因についてお話したいと思います。
前回もお話しましたが、不妊症の原因は、男性・女性の両方に同じだけの問題があります。
男性側の原因について説明していきます。
■性機能障害
勃起障害と腟内射精障害があります。勃起障害は、ストレスなどで有効な勃起がおこらず性行為がうまくいかないことです。腟内射精障害は、性行為はできても腟内射精がうまくいかないことです。これらの障害は、精神的なものに加えて、動脈硬化や糖尿病が原因であることも多いといわれています。
■造精機能障害
精巣内での精子形成や運動能の異常で、精子の数が少なく、精子の動きが悪い状態です。これらは、おたふく風邪による耳下腺炎性精巣炎や精巣や周囲の静脈の逆流でコブのようなものができる精索静脈瘤などで精巣の温度が上昇することで起こります。
■精路通過障害
精路(精子の通り道)が生まれつきふさがっている場合や鼠径ヘルニア、睾丸(こうがん)の手術や精巣の炎症によりつまってしまい、精液中の精子数の極端な減少につながります。
■精路感染症
感染症により尿道や精巣に炎症をおこすと、精路通過障害につながります。また、女性への感染で女性側の不妊の原因にもなります。
様々な原因があるので病院でしっかり検査してもらい、夫婦で納得して治療に臨むのがいいと思います。
不妊症に関して、鍼灸治療・運動療法も治療手段の一つとして、研究が進められ一定の効果を示している研究も多々あります。
沖縄 南部(糸満)にある夢源鍼灸院は、妊娠を望む女性の身体づくり、不妊症・産前産後の不調や悩みを鍼灸治療と運動療法で解決に導きます。タイミング法で自然妊娠を望む方は、お問い合わせください。