不妊治療における鍼灸の有効性
夢源鍼灸院の酒井です(^^)
今回は、不妊治療における鍼灸の有効性についての研究を紹介します。
不妊治療における鍼灸の研究は、日本だけでなく欧米でも研究が盛んになってきています。
その1つを紹介します。
「生殖補助療法を受けている患者の妊娠率に対する鍼治療の影響」
ART（生殖補助療法）を受けていて良質の胚を凍結している160人の患者を無作為に、
①鍼治療を行った胚移植80人 と ②鍼治療を行わない胚移植80人 に分けた。
結果は、
①移植の直前直後に鍼をする群 → 妊娠率42.5％
②鍼なし群 → 妊娠率26.3％
鍼治療によって妊娠率が上がることが確認された。
鍼治療を受けた患者さんの方が、妊娠率が高かったという結果が報告されていました。
なぜ鍼をすると妊娠率が上がるかについては今後さらに研究がすすみ明らかになっていくと思います。
このような研究が報告されると、安心して鍼灸を受けられるようになることや医師からも鍼灸を提案してもらえることが増えていくかもしれません。
今後の研究に期待です。
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