体外受精について‼︎

夢源鍼灸院の酒井です^ – ^

今回は、不妊症の治療法の一つである、体外受精についてお話します。

体外受精とは、体外に取り出した卵子と精子を受精させ、受精に成功した受精卵を子宮内に戻し、着床を促す治療方法です。

 

Q.体外受精はどんな状況の人が行うの?

体内での受精が難しいと考えられる場合、専門医から体外受精をおすすめされます。
具体的には、卵管が詰まっていて精子と卵子が出会えない場合、卵子・精子に問題がある場合、排卵に障害がある場合、子宮内膜症など子宮の病気、原因不明不妊、高齢、多のう胞性卵巣(PCO)などがあげられます。

タイミング療法や人工授精からのステップアップとして最終的に体外受精を選択されている方も多かったですが、近年では、晩婚化や晩産化などの影響から、不妊治療をはじめてから比較的早い段階で体外受精を選択される方も増えています。

 

Q.体外受精の成功率は?

体外に取り出した卵子と精子が受精する確率は約70%とされています。

そこから体内に受精卵を戻し、妊娠するために治療を続けていきますが、結果として体外受精を選択した方のおよそ30%の人が妊娠されています。

妊娠されて出産に至るまでの確率は、10%前後とも言われています。

この数字はすべての年齢・治療方法を含めた平均になるので、いつ、どのような方法で体外受精を行うかによって、妊娠率に差はあります。

例えば、新鮮胚を用いた体外受精よりも凍結胚を用いた体外受精のほうが、子宮環境を整える期間が確保できるため、妊娠率が高くなっています。

 

Q.体外受精をして出産までにいたる確率が低い原因とは?

医療技術が進み、体外受精の成功率もここ10年で2倍に上がっていると言われています。

卵子と精子を出会わせて受精卵を作る技術は高いが、受精卵を子宮に戻した後に何かしら確率を低くする可能性がある。

その原因の一つが子宮環境の問題です。

子宮環境は、不規則な生活・長時間のデスクワーク・食生活の偏りや欧米化・ストレスなどにより悪くなります。

子宮環境が悪くなると体に出てくる症状としては、冷え・低血圧・低体温・貧血・生理痛・生理不順・PMS・めまい・不妊症などです。

つまり、日々の生活でなる体質自体が体外受精の成功率も下げる方向に影響してしまいます。

体外受精をすれば妊娠・出産すると思っている方も多いかと思います。しかし、現実的にかなり低い成功率です。

体外受精は、およそ40万円~70万円かかり、安いものではありません。なので、成功率をあげるためにも、体質改善は必須です。

体質改善をする方法には幾つかありますが、

鍼灸治療は、体質改善にとても有効です。

鍼灸治療や食事療法、運動療法を組み合わせて、妊娠・出産の確率を上げていきましょう。

 

沖縄 南部(糸満) 豊見城市あしびなー近くにある夢源鍼灸院は、妊娠を望む女性の身体づくり、不妊症・産前産後の不調や悩みを鍼灸治療と運動療法で解決に導きます。ご予約・お問い合わせお待ちしております。