骨盤の歪みは妊活に大きな影響あり!

今回は、妊活や出産にも影響があるといわれる、「骨盤のゆがみ」について。

骨盤は、上半身と下半身をつなぎ支え、子宮や膀胱、直腸などを囲んでいる重要な役割を担う骨です。

骨盤の歪みは、下半身太り、むくみ、冷え性、生理痛、不妊症など様々な症状に影響するので骨盤を整えることは重要です。

逆に言えば、骨盤の歪みを整えるとこれらの症状が改善するということです。

 

・骨盤がゆがむのはなぜ? 男女で違う骨盤の差

男女で骨盤の仕組み・形に違いがあります。

女性の骨盤は、赤ちゃんを産むために、男性の骨盤に比べ、大きく丸みを帯びたものになっています。

実は、男性にはないこの特徴によって、「ゆがみ」も発症しやすくなっているのです。

骨盤がゆがむことで、体全体のバランスが崩れていきます。

内臓が下腹部へ下がることで下腹部が出た状態になってしまったり、体重のかかりかたが左右で異なることによりO脚の原因となったり、猫背になったりと影響が出てきます。

 

・骨盤のゆがみは妊活・妊娠にも影響大!

骨盤のゆがみは妊活から妊娠にまでも影響します。

骨盤がずれることで、血液の流れが滞り卵巣や子宮の血流の低下が起き、卵胞発育や排卵・着床障害を起こす可能性があります。

また、血流が悪くなると、足の冷えや子宮・卵巣の冷えにもつながります。

さらに、血流が悪く卵巣や子宮の機能が低下することで、妊娠に必要な脳からのホルモンである、卵胞刺激ホルモンと黄体化ホルモンの分泌の指令が受け取れず、卵子の成長や排卵が阻害されてしまうのです。

 

・骨盤のゆがみは、妊娠後の赤ちゃんへも影響があります。

骨盤がゆがむことで、子宮の位置が下がり早産になったり、赤ちゃんに十分な栄養がいきわたらなくなる可能性があるのです。

 

・現代人のほとんどが骨盤のゆがみがある!? まずは日常生活の「癖」を意識

女性の骨盤はゆがみやすく、日常のちょっとした癖から骨盤のゆがみは発生します。

仕事中、足を組むことが癖になっていませんか? 資料やパソコンが入ったカバンを、毎回同じ肩にかけてはいませんか?

まずは、無意識にしてしまっている癖に気付くこと、そしてその癖を意識してなるべく控えるようにすることを心がけましょう。

女性の骨盤がゆがみやすいのは、赤ちゃんを授かるからこその仕組みでもあります。

普段の生活から意識して、少しでも歪みを正すことを癖づけてみてください。

 

骨盤の歪みを改善して妊娠しやすい体作り、胎児にとっていい子宮環境を作りましょう。

沖縄 南部(糸満) 豊見城市あしびなー近くにある夢源鍼灸院は、妊娠を望む女性の身体づくり、不妊症・産前産後の不調や悩みを鍼灸治療と運動療法で解決に導きます。ご予約・お問い合わせお待ちしております。