妊活(不妊)における重要な栄養素 4

今回の内容は、妊娠体質に欠かせない「鉄」についてです。

「鉄」は、子宮内の環境を整えます。鉄が十分に足りていれば、子宮内は着床しやすいようにふかふかのベッドになります。逆に、鉄欠乏では、子宮内が固くて寝心地の悪いベッドとなり、着床率を下げてしまいます。

女性は、生理があるため毎月、鉄を失うため、鉄欠乏の方が多くいます。また、隠れ貧血の方も多いです。隠れ貧血の場合は、フェリチンの値をしっかり調べましょう。

鉄には、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。

「非ヘム鉄」は、ほうれん草やひじき、小松菜、豆腐に含まれていますが、とても吸収率が悪いです。また、病院で処方される経口鉄剤も非ヘム鉄なので吸収率が悪く、なかなか貧血は改善しません。

ヘム鉄は、豚レバー、豚肉、鶏肉、カツオ、サバ、イワシなどに多く含まれ、吸収率が非ヘム鉄の5倍以上あると言われています。また、たんぱく質やビタミンB群などと一緒にとると効果的に吸収することができます。

是非、「ヘム鉄」を意識してみてください。

 

沖縄 南部(糸満)にある夢源鍼灸院は、妊娠を望む女性の身体づくり、不妊症・産前産後の不調や悩みを鍼灸治療と運動療法で解決に導きます。お気軽にお問い合わせください。