妊活における考え方

今回の内容は、妊活における考え方についてです。

「不妊症」とは、妊娠を望んでいるにもかかわらず、1年以上妊娠しない状態のことを言います。以前は、2年でしたが、晩婚化や高齢出産などから1年に変更されました。

妊娠を望み、営みをしているけど半年以上経っても(年齢にもよる)妊娠しないと、徐々に焦りや不安が出てくると思います。すると、ネットやSNSで不妊について色々調べ始めます。そこに書かれていた内容について実践(書かれた内容が信頼できるものならいいですが・・・)するも、習慣化する前に断念する方が多くいます。

次に、病院受診をします。そこで様々な検査をし、不妊の原因を探ります。病院で原因がわかり、治療を開始してすぐに妊娠する人もいればできない人もいます。

治療しているのに妊娠という結果に結びつかないと、再度、ネットやSNSを調べ、不要な情報やネガティブな感情になり、破局的思考に陥ります。さらに、これもやらないと、あれもやらないとなど精神的に追い詰められ、夫婦関係も悪化していくこともあります。何かにすがりたくなりドクターショッピングを始める方も多くいます。

ここで考えて欲しいのが、なぜ妊娠したい・子供が欲しいと思ったかです。

「夫の子供が欲しい」「子供と公園で遊びたい」「おしゃれして一緒に旅行に行きたい」「髪を結んであげたい」など色々あると思います。しかし、不妊の治療を続けていると、欲しい理由を忘れ、生理が来るか来ないか、妊娠判定が出たかでないかだけを追いかけるようになります。そればかりを追いかけると、ストレスもたまりホルモンバランスも崩れ、体調を崩し、夫婦関係も悪くなり営みがただの行為になるなど悪循環になっていきます。

 妊娠をするために、色々頑張るのはとてもいいことだと思いますが、なんでもやりすぎは良くありません。正しい情報の妊活を適度に行い、プラスして、子供としたいことを思い浮かべてください。 

そうすると、自然に笑顔も増え、治療にも前向きになれ、ストレスも軽減して、夫婦仲もよくなり、ホルモンや体調も整いやすくなると思います。

沖縄 南部(糸満)にある夢源鍼灸院は、妊娠を望む女性の身体づくり、不妊症・産前産後の不調や悩みを鍼灸治療と運動療法で解決に導きます。お気軽にお問い合わせください。