便秘と卵子の質の関係性
夢源鍼灸院の酒井です。
今回は、「便秘と卵子の質の関係性」についてお話したいと思います。
便秘は、卵子の質に悪影響を及ぼします。
卵子は、毒素やあらゆる刺激に弱く、光や空気に触れるだけでもストレスになり劣化してしまいます。
とても繊細な細胞です。
便秘になると、肌荒れを経験したことがある方が多いと思います。
便秘による肌荒れも毒素が影響しています。
便秘は、腸内に便が長期間溜まった状態で、腸内細菌に悪い影響を与えます。
便がエサとなって、クロストリジウムなどの悪玉菌が増殖します。
そして発ガン物質、発ガン促進物質、アンモニア、硫化水素などの有害物質(毒素)やおならの元となるガスを発生させます。
だから、便秘の時の便やおならは臭いことが多いです。
さらに、便秘が続くと、それらの有害物質(毒素)はどんどん腸壁から吸収され、血液中をめぐり全身に運ばれます。
そのため、肌荒れや様々な病気につながると考えられています。
便秘による毒素が体を循環し、子宮・卵巣に到達すると、卵子の質は容易に低下します。
妊活をしていて、1日1回以上便が出ない方は、妊娠するためにできるだけ早く便秘から解消されましょう。
便秘の原因は様々ありますが、水分が足りていないとが多いです。
便の70〜80%は水分でできています。 なので、水分量が少ない方は、便が硬くなり、排出しにくくなります。
水分は、1日2ℓは飲むように心がけましょう。
東洋医学では、便秘は精神的ストレスによって起きることが多いと考えています。
旅行先や環境変化、試験前などに便秘になる方は多いと思いますが、これは何らかのストレスがきっかけとなり、腸がうまく動かないことで便秘になると東洋医学では考えます。
水分をしっかりとることと、東洋医学的な観点から便秘の原因を探り、鍼灸治療などをすると早く便秘は改善していきます。
全く関係ないと思われる不調や隠れた不調が、妊娠しづらくしている場合もあります。
便秘もその一つです。便をスッキリ出して、毒素から卵子を守り、妊娠体質に変えていきましょう。
沖縄 南部(糸満) 豊見城市あしびなー近くにある夢源鍼灸院は、妊娠を望む女性の身体づくり、不妊症・産前産後の不調や悩みを鍼灸治療と運動療法で解決に導きます。ご予約・お問い合わせお待ちしております。