妊娠に繋げるための生理中の過ごし方

夢源鍼灸院の酒井です。

今回は、妊娠に繋げるための生理中の過ごし方についてお話したいと思います。

簡単に 「生理」 について先に説明します。

女性の卵巣内では、25〜35日周期で卵胞が成熟し、卵子が卵巣外に飛び出し、これを排卵と言います。

卵胞の成熟とともに子宮の内膜でも受精卵の着床の準備を始め、排卵とともに子宮の内膜はさらに厚くなります。

この卵胞の成熟と子宮内膜の変化は、エストロゲンプロゲステロンという女性ホルモンによって調節されます。

排卵された卵子が受精せず妊娠が成立しないと、厚くなった子宮内膜は剥がれ落ちて、膣から出血として排出されます。

これを「生理」といい、この周期を「生理周期」と呼びます。

生理は、子宮内膜が剥がれ出血が5日前後続く状態です。

本来であれば、生理期間は、デトックス時期であり体が軽く調子がいいはずです。

しかし、生理前から生理期間中に生理痛や情緒不安定、肌荒れ、便秘など様々な症状が出現します。

これは、デトックスがうまくいっていないために起こる症状です。

女性は、生理中の不調や痛みはあるのが普通で、我慢するものと思っている方が多いです。

東洋医学における生理の考え方は、体で余分になった血が子宮に溜まり、一ヶ月に一回排泄されると考えています。

体で余分になった血なのでやはりデトックスです。

生理中は、デトックスの最中なので、血液などが欠乏状態になり、普段よりも体が様々なものを吸収しやすくなります。

良い成分だけを吸収してくれればいいですが、悪い成分も同様に吸収しやすくなります。

そのため、生理中に暴飲暴食や甘いものの食べ過ぎ、刺激が強いシャンプーやクリームなどから毒素が吸収されやすくなり、体に不調が出てきます。(肌荒れや便秘、生理痛など)

生理中に不調を感じる方は、生理中はいつも以上に、

食事に気を遣い、オーガニックにこだわることもいいと思います。

生理中は体にいいものを多く吸収し、生理中の不調をなくし、妊娠につなげていきましょう。

鍼灸治療は、生理周期や生理中の不調などを改善に対して、効果が高いです。

鍼灸治療も治療手段の一つとして取り入れていきましょう。

沖縄 南部(糸満) 豊見城市あしびなー近くにある夢源鍼灸院は、妊娠を望む女性の身体づくり、不妊症・産前産後の不調や悩みを鍼灸治療と運動療法で解決に導きます。ご予約・お問い合わせお待ちしております。