痛みや慢性的な肩こりが不妊に影響する
夢源鍼灸院の酒井です^_^
今年は全国的に寒くなるみたいですね。
実家がある長野はすでに−5℃になることもあるみたいです。
沖縄も例年夢源に比べて寒いように感じます。
気温が下がり始めるこの時期は、冷えからくる痛み、特にギックリ腰多くなります。
腰はひねりの動作にとても弱いです。
股関節や胸椎(背骨の上側)によって体をひねることができ、腰への負担を減らします。
股関節や胸椎の柔軟性が低下した状態や腰をひねるような体の使い方をしていると、腰に負担がかかり、その状態で、急に気温がさがるとギックリ腰を起こします。
毎年、ぎっくり腰をおこしているかたは、痛みを起こす前に、日々の生活の中で腰に負担をかけていないか見直すことが重要です。
また、痛みや肩こりを炎症ととらえると、実は不妊に大きく影響することがわかっています。
炎症を抑えるために、抗炎症ホルモンというものがあります。
これは、コレステロールが原料になります。
コレステロールは、抗炎症ホルモンのほかにも、卵子や精子・子宮を成熟するために必要な性ホルモンの原料になります。
肩こりや痛みが長く続くと、抗炎症ホルモンを多く分泌しないといけないので、コレステロールがたくさん使われます。すると、性ホルモンに使うコレステロールがたりなくなってしまい、ホルモンバランスが崩れ、卵胞が育たない・排卵しない・月経不順になるなどの症状が引き起ります。
妊活をしていて、痛みや慢性的な肩こりがある方は、まずそれらを改善することが最優先になります。
ウォーキングやストレッチなどのセルフケアをすることで改善していきます。
また、鍼灸や整体も痛みや肩こりにとても効果的です。
今回は、この時期に多い「ぎっくり腰」に効く経穴(ツボ)を紹介したいと思います。
「腰腿点(ようたいてん)」です。※場所は図を参照
ぎっくり腰ほどではなくても腰に少し不安がある方は「腰腿点」にお灸や押圧をしてみてください( ^_^)
痛みや慢性的な肩こりを改善して、妊娠率を向上させていきましょう。