AMHと不妊症の関連性
夢源鍼灸院の酒井です。
今回は、AMHと不妊症の関連性についてお話します。
不妊症の検査で、AMH検査(卵巣年齢・卵巣予備能検査)をほとんどの方が測定すると思います。※血液検査で測定
AMHとは、アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。
血中AMH値が原始卵胞から発育する前胞状卵胞数を反映すると考えられております。
※前卵状卵胞:原始卵胞から発育した排卵から3ヶ月前の卵胞
その値は、卵巣内にどれくらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。
その為、AMHは卵巣予備能(※)の目安となる評価指標で、不妊症治療領域では近年話題になり注目されてきております。
※卵巣予備能とは、卵巣の中に残っている卵子の目安のことです
AMHの数値が表すのはあくまでも・・・
卵子の在庫の目安であって、その卵の質ではありません。
AMHが低いと言われると、自然妊娠は難しいと思う方や早くステップアップしないといけないと考える人も多くいると思います。
しかし、
AMHが低いからといって自然妊娠が難しいとは限りません。
AMH=妊娠率ではない‼︎
AMHが低くて卵子が少ないとしても、卵子の質に関してはわからない。
大切なのは、
卵子の数より卵子の質です。
卵子の質が良ければ妊娠する可能性があるということです。
検査はあくまで目安です。
AMHが低くて卵子の数が少ない場合は、卵子の質を上げるように体を整えていきましょう。
卵子の質を上げるにはどうすればいいかについては、今後お話していきたいと思います。
AMHが低いからといって自然妊娠をあきらめないでください。できることはたくさんあります。
沖縄 南部(糸満) 豊見城市あしびなー近くにある夢源鍼灸院は、妊娠を望む女性の身体づくり、不妊症・産前産後の不調や悩みを鍼灸治療と運動療法で解決に導きます。ご予約・お問い合わせお待ちしております。